スタンピング どの支持体でもどの設定でも、予め決まった形のマークを1回または繰り返しつけたい時はスタンピングが最適です。 スタンプは自分で作ることも、画材店で既製品を購入することもできます。同じスタンプでもメディウムや支持体のテクスチャーによって異なる効果が生まれます。なめらかなリキテックス リキッドは細密なスタンピングにも対応できますが、粘度の高い絵具やメディウムを使うと同じスタンプでもいろいろな可能性が生まれます。 手順 小さなトレーまたはプレートの上に絵具を注ぎ入れます。 スタンプを浸し、絵具を均一につけたら、お好みの支持体にスタンプを押します。淡く仕上げたい場合は筆を使ってスタンプに絵具を直接つけるか、霧吹きでスプレーしてください。 新しいスタンプは作品に使う前に事前に練習するのが賢明です。 圧や角度をいろいろ試して、理想の仕上がりを見つけましょう。 使い終わったらすぐに、濡れた布で残った絵具を拭き取ります。それからブラシエイドまたは石けん水で汚れを落としてください。 使用した用具はすべて乾燥させてから保管しましょう。 アドバイス スタンプ表面に複数の色をつけると、より複雑な仕上がりになります。ただし、絵具が乾いてしまうのを防ぐために手早く作業しましょう。 アクリル絵具のスタンプは、すでに塗ってあるアクリル絵具またはメディウムの上に層のように重ねられます。その反対も可能です。 リキテックス リキッドをリキテックス ペインティングメディウムで薄めると透明感が増します。加えるメディウムの量を増やすと、発色の透明度も増します。リキテックス グラデーションメディウムもお使いいただけますが、ペインティングメディウムより若干重厚であるため、スタンプマークに少し絵具が残る場合があります。 透明な像を重ねると、スタンプのグレージングができます。リキテックス リキッドの透明色を選び、ペインティングメディウムを加えると美しく仕上がります。1回塗布したら、20~30分乾かしてから次の作業を行ってください。 リキテックス セラミックスタッコなどのテクスチュアジェルを使ったスタンピングもお試しください。水彩用紙にセラミックスタッコを薄く塗布し、乾燥させます。リキテックス リキッドをスタンプにつけ、ドライな質感の表面にスタンプしましょう。ざらざらとしたスタッコの表面は、なめらかな紙に直接スタンプする時と比べて独特の表情が生まれます。 必要なもの リキテックス リキッドースタンピングに最適ななめらかさ ペインティングメディウム/グラデーションメディウム―発色の透明感がアップ 各種効果のためのメディウム―表情を出すために ブラシエイド―スタンプのインク汚れを落とす時に MORE TIPS & TECHNIQUES その他の使い方/テクニック Guide ポーリング技法 Video Guide ストリングジェルメディウムの使い方(ソフトタイプ使用) Video Guide ガッシュ・アクリリック プラスでのイラスト画
コラージュ リキテックスのアクリルメディウムと絵具はどちらも固着力が高く、コラージュの前、最中、後にお使いいただけます。 アドバイス 他の創作材料を使う時と同じように、作品作りの計画を立てるところから始めます。どのようなものを創作したいか。コラージュするオブジェは何か。パレットにはどのような色があるか。スケッチを描き、デザインのプランを決めます。地塗りから始めるのは常に良い方法です。 コラージュするオブジェの柔軟性と重量に合った支持体を選びます。重量のあるオブジェは木材、金属、メゾナイト、MDF、壁などの硬い支持体が必要です。 ジェッソで地塗りすると、最適な接着力を得られます。 コラージュするオブジェと支持体をメディウムでコーティングします。接着力がダブルになります。 使用するオブジェの無菌性を検討してください。例えば浜辺の砂には化学的不純物が含まれ、絵具の化学的性質と反応するかもしれません。リキテックスのナチュラルサンド テクスチュアメディウムはその代替に最適です。 美しく仕上げるには、コラージュが完成したら必ずバーニッシュでコーティングします。作品保護がはるかに簡単になり、作品を汚れや紫外線、傷から守ります。使用した絵具またはメディウムの厚さによって3~7日間、完全に乾かします。お好みの光沢感を選び、次の手順に従って、バーニッシュを施してください。マチエール(テクスチャー)の強い作品はスプレータイプのバーニッシュまたはスプレーガンを使うか、あるいはそれぞれの溝にバーニッシュが行き渡るよう綿密に点描しながらコーティングすると美しく仕上がります。 必要なもの 新聞や目の細かい紙の場合―マットメディウムまたはグロスポリマーメディウム 写真または雑誌紙―マットジェルメディウムまたはジェルメディウム やわらかいオブジェをキャンバスに取り付ける場合(アクリルスキン、マイラー、プラスチック製のおもちゃ、テキスタイル)―ライトモデリングペーストまたはスーパーヘビージェルメディウム しっかりした支えを必要とする重量のあるオブジェの場合(セラミック、モザイクタイル、ガラス、木など)―モデリングペーストまたはスーパーヘビージェルメディウム MORE TIPS & TECHNIQUES その他の使い方/テクニック Guide 写真 転送 Video Guide ストリングジェルメディウムの使い方(ソフトタイプ使用) Guide スタンピング
エアブラシ エアブラシを使ったペインティングは、従来の筆やパレットナイフでは簡単に再現できない影や透明感、繊細な陰影表現などのイリュージョンを表現できます。 鮮やかに発色し、さらりと液状のリキテックスリキッドはエアブラシ技法に最適です。薄める必要がなく、いやなにおいも少なく、水で簡単に洗い流すことができます。ソフトタイプをお使いになりたい場合は、あらかじめリキテックス ペインティングメディウムで薄めて理想の硬さに整えてください。 支持体の準備 準備はエアブラシ法を使う支持体の種類と求める耐久性によります。絵具の吸収性が支持体によって異なるため、わからない場合は必ずテストしてください。 布を使用する場合は、エアブラシを施す前に洗い、のりを落とします。 吸収性のない支持体(プラスチック、金属、ブロックなど)の場合は、スプレーする前に研磨すると定着力が高まります。 カラーを薄めたい時 適切な粘度の定義は空気圧、エアブラシの種類、作業面との近さによって変わります。軽いクリームくらいかそれよりも柔らかくしたい時もあるでしょう。 リキテックス リキッドは薄める必要はありませんが、ソフトタイプをお使いになる場合は、ペインティングメディウムで薄めることをお勧めします。乾燥を遅らせる特殊な添加剤が含まれているため、絵具の柔軟性、耐久性、定着力を失うことなく、流れを良くし、目詰まりを防ぐことができます。 ソフトタイプをお使いになる場合は、エアブラシをなめらかに通過できるよう薄めた絵具を裏ごししてください。 アドバイス エアブラシには忍耐力が肝要です。トーンを徐々に重ねていくことによって、絵具の鮮やかさが増し、均一に整っていきます。 スプレーする前に色を混ぜ合わせてしまうのではなく、光学的観点から混色します。例えば、ナフソール クリムソンをカドミウムフリー イエロー ライトの上にスプレーすると、この2色を先に混ぜ合わせるよりもオレンジの鮮やかさを際立たせることができます。 スプレーした部分の暗さを判断するには、白のコピー用紙を隣に置いてみてください。対比によって暗さのレベルがより明確にわかります。 エアブラシにかける空気圧を抑えると、しぶきが飛び散ったような表現になります。 テキスタイルに使用する場合は、絵具が地に浸透しますので、裏面のゴーストイメージがそのまま定着します。3日間硬化させてから、洗うかドライクリーニングしてください。 リキテックスのイリディッセントカラー(パールカラー)またはメタリックカラーには雲母片が含まれるため、一定してスプレーするためには太いエアブラシノズルと高い空気圧が必要になる場合があります。 絵具を水で薄めると透明感が増します。 エアブラシの層を重ねていくと吸収性は低下します。 作業は必ず、換気の良い場所で行ってください。 スプレーは遠くまで飛散するため、塗布したくない部分はマスキングで覆い、保護しておきましょう。 混合液の濃度が高い場合は、空気圧を高めるか、ペインティングメディウムを加えてください。絵具を薄めた場合は、空気圧を抑え、エアブラシを作業面に近づけると細かく描画できます。空気圧を高める場合は、エアブラシを作業面から遠ざけてください。 マスキングの方法 塗布したくない部分はマスキングで覆い、保護します。広い面積には、ステンシル、フリスケット、またはマスキングペーパーを使ってください。 ステンシル ステンシル板は切り抜きのある薄い素材です。 穴にスプレーするポジティブステンシルと、作業面にプレートを置いてその上からスプレーするネガティブステンシルの2通りに使用できます。 フリスケット/マスキングフルイド 覆った部分のスプレーし過ぎを防ぐために、片面に低粘着性接着剤をつけた薄いビニルフィルムです。 着彩が終わったら、その部分を完全に乾かしてからフリスケットを貼ってください。 フリスケットを平らにならし、気泡を逃してください。 フリスケットフィルムとキャンバスとの定着度を高めるには、目の細かい織地キャンバスを使用し、カバーする部分にリキテックス グロスポリマーメディウムを1~2回塗布してください。 鋭利なカッターナイフを使い、軽く圧をかけながらフリスケットを目的の形状に慎重に切り取り、不要なフリスケットを取り除いて、次の色を塗布してください。 フリスケットまたはテープは、1日以上、作業面に貼ったままにしないでください。 マスキングテープ 直線にしたい時またはマスキング素材を貼る時は、製図用テープまたはマスキングテープをフリスケットと同じように使ってください。低接着性タックが付いているため、取り外した時に着彩部分にダメージを与えません。 キャンバスのデリケートなエアブラシ部分をマスキングで保護する スプレーした部分を完全に乾かします。 汚れのないやわらかなブラシを使うか、スプレーで塗布し、リキテックス グロスポリマーメディウムでその部分を慎重にコーティングし乾燥させます。 必要に応じて塗布面にエアブラシを重ねます。 必要に応じて、作業を繰り返してください。 エアブラシのお手入れ 作業中 エアブラシは定期的にきれいな水でうがい洗浄をしてください。 エアブラシニードルの先端やスプレーキャップの中に絵具がたまった場合は、定期的に取り除いてください。 時折ニードルを取り外し、徹底的な洗浄を行ってください。 エアブラシは、使用していない間は水を張った容器に入れて(先端を水に浸して)保管してください。
アクリル絵具をシート状に加工する方法 さまざまな厚さ、つや、色、質感、大きさのしなやかなアクリルスキン(アクリルシート)を作る方法を学びましょう。 リキテックスの多彩な絵具、メディウム、テクスチュアジェルを使ってアクリルスキンを作り、多彩な効果を表現できます。それぞれの絵具とメディウムは最終的な仕上がりに質的な違いを与えます。 用途 自立する絵画―キルトを掛けるように、キャンバスや木枠なしでアクリルスキンを壁に直接掛けることができます。 コラージュ、ミクストメディア―ミクストメディア作品のコラージュのように、アクリルスキンを画面に貼り付けたり、その上に塗り重ねることができます。 立体作品―アクリルスキンを立体作品に貼り付けることだけでなく、そのまま作品とすることも、さらに重ね塗りすることもできます。 手順 まず、なめらかなガラスシートまたは柔軟性のない風防ガラスなどの汚れや埃、グリスを取り除きます。これが支持体になります。 サイズや形状が一様でない不定形のスキンにしたい場合は、支持体をそのままに、特定のサイズまたは形状にしたい場合は、支持体のアウトラインのガイドとしてマスキングテープを使用してください。テープがガラスに十分密着していることを確認してください。 次は、アクリル絵具の準備です。リキテックスのメディウムと絵具を使います。 ポーリングメディウムとリキテックス リキッド、またはその他のリキテックス製品の組み合わせをお試しください。均一になめらかに仕上がります。 アクリルメディウムをガラスに塗布する方法(垂らす、滴り落とす、筆、ローラー)を決めてください。 垂らすまたは滴り落とす 混合液は気泡がなくなるまでしっかり落ち着かせてください(これをやっておかないと気泡が入ったままアクリルスキンができあがります)。カップや水入れ、その他お好きな容器から垂らし込みます。 絵具の厚みと量によって、有機的な形状やフォルムに仕上げることができます。 違う色を層にすることができます。ウェット・イン・ウェットにしたり、1層ずつ乾燥させたり、どのような効果になるか試してみてください。 筆 1/2~2インチ(1.2~5cm)幅の柔らかな筆を使用します。 十分乾燥させ(環境によって1~12時間)、作業を繰り返します。層を重ねるごとにブラシを動かす向きを反対にするのがお勧めです。理想的な強度や表面になります。 スキンを外した時に裂けないくらいの十分な厚みになるまで作業を繰り返します。5~12回塗布すると1/16~1/8インチ(1.5~3mm)の厚みになります。 ローラー 塗装用のローラーを使って混合液を塗布します。この方法を使うとアクリルを最も薄く塗布できます。 完全に乾かします。時間は厚みと室内環境によります。わからない場合は、時間を長めに取りましょう。 細いパレットナイフを角の1つに差し込み、持ち上げます。作業を繰り返しながら外します。柔軟に、スピーディーに作業しましょう。 裂けた場合は、アクリル混合液を塗り重ねて修復できます。 これでアクリルスキンが完成です。 アイデア メタリックまたはオパール風にしたい時―リキテックス ソフトタイプのメタリックカラーを使うか、少量のパールメディウムを加えてください。 マチエール(テクスチャー)をつけたい時―リキテックス ホワイトオペークフレークまたはグラスビーズなど質感のあるメディウムを加えます。 透明感を出したい時―グロスポリマーメディウムなどのリキテックス の液状メディウムを使います。 つや消し/つや出しにしたい時―リキテックス マットメディウムまたはグロスポリマーメディウムをソフトタイプに加えてください。 MORE TIPS & TECHNIQUES その他の使い方/テクニック Guide コラージュ Video Guide ガッシュ・アクリリック プラスの被覆力 Video Guide ソフトタイプをシート状に加工する方法
油性ニスの除去方法 ソリューバー・グロスバーニッシュは汚れをブロックし、着彩面をダメージから保護する特別な組成の製品です。定期的なクリーニングのために、除去できるバーニッシュとして使用すると汚れを取り除くことができます。ソリューバー・グロスバーニッシュを落とし、塗り直す手順をご説明します。 手順 バーニッシュを落とす時は、清潔な換気の良い場所で作業してください。 NIOSH(米国立労働安全衛生研究所)が認めた二重フィルター保護マスク(※有機溶剤対応の塗装作業量防毒マスク) とネオプレン手袋を着用し、水平に作業してください。 毛羽立ちのない白いやわらかな布片にリキテックス ソリューバー シンナー、またはミネラルスピリット(無臭でないもの)またはテレピンを浸します(これ以上強いものは使用しないでください)。ケトンや塗料除去剤は使用しないでください。 リキテックス ソリューバー シンナーをたっぷりと含ませ、除去する表面に15~30分おきます。時々様子を確認してください。作品の経過年数などによって、さらに長い時間おく必要があるかもしれません。 バーニッシュが溶けない、または溶け方が遅い場合は、リキテックス ソリューバー シンナーまたはより強いミネラルスピリットまたはテレピンを使い、蒸発を防ぐためにプラスチックで覆います。(強いミネラルスピリットの表示に強いとは記載されていませんが、より強いにおいがします。) 1~2平方インチ(2.5~5cm2)の小さな部分をバーニッシュがはがれ始めるまで布でやさしくこすります。 汚れていない布と溶剤を使用し、その部分をもう一度こすって残りを落とします。すべてきれいに落とせるまでこの作業を繰り返してください。 恒久タイプの水性バーニッシュを使った恒久的な保護層もぜひ検討してください(ソリューバー・グロスバーニッシュを最初に塗布する前に使用することをお勧めします)。恒久的な保護層を施していない場合は、極めて慎重に作業してください。 布に絵具の色が付着したらすぐに作業を中断し、表面が乾くのを待ってください。 絵具が乾いてから、ソリューバー・グロスバーニッシュを塗り直してください。 必要なもの ソリューバー・グロスバーニッシュ 保護マスク、手袋 毛羽立ちのない白いやわらかな布 ソリューバー シンナー MORE TIPS & TECHNIQUES その他の使い方/テクニック Video Guide ストリングジェルメディウムの使い方(ソフトタイプ使用) Guide スタンピング Guide 支持体ごとの留意点
バーニッシュ(保護ニス) アクリル画にバーニッシュを施す必要性については多くの誤解があります。 原則として、すべてのアクリル画にバーニッシュが必要です。アクリル絵具は素早く乾き、耐久性のあるしなやかな膜が形成されますが、作品にバーニッシュを施すメリットがいくつもあります。 メリット 表面のつやを調整し、統一感を出す。 空気中の汚染物質が塗膜に付着するのを防ぐ。 輸送、展示中の表面の傷を防ぐ。 発色の鮮やかさ、濃さを高める。 絵具を紫外線から守る。どのバーニッシュでもある程度の保護効果がありますが、紫外線防止剤を配合したバーニッシュは長期的な褪色防止効果があります。 塗膜をはがしたり、ダメージを与える心配なく、簡単に作品のメンテナンスができます。 バーニッシュ選び バーニッシュは除去できるもの・できないもの、液体タイプ・スプレータイプ、つやの度合いから選んでください。リキテックスのバーニッシュは混ぜ合わせてお好みのつやに調整できます。柔らかな支持体にも硬い支持体にもお使いいただけます。マチエール(テクスチャー)の激しい作品の場合はスプレーまたはエアブラシでのバーニッシュの塗布をお勧めします。壁画などの場合は垂直方向に塗布してください。リキテックスのバーニッシュはすべて、屋内・屋外どちらの作品にもお使いいただけます。 除去できる?できない? 恒久タイプ(水性) リキテックスの長期保存性に優れた100%アクリルポリマーの恒久タイプの水性バーニッシュは除去できません。アクリル画にのみお使いいただけます。 表面を均一に整え、耐久性、耐化学物質性、耐水性、耐褪色性(耐黄変性、防曇性)に優れています。柔軟性があり、持続的、濡れた状態では半透明ですが乾くと透明になります。 水性アクリルの組成は乾くとべたつかず、硬い表面に仕上がります。汚れが固着するのを防ぎ、湿度や気温、紫外線に対応し、水分を逃がします。 屋外・屋内での使用 つやの度合いによって、ハイグロス、グロス、サテン、マットからお選びいただけます。 除去可能タイプ リキテックスの長期保存性に優れた溶剤系の除去可能なバーニッシュはアクリル画や油彩画の表面を保護し、作品にダメージを与えることなく定期的に除去して表面に付着した汚れを取り除くことができます。ご使用の際は、「ソリューバー・グロスバーニッシュの除去」の手順に従ってください。 表面の汚れを落としたら、ソリューバー・グロスバーニッシュを塗り直すことができます。 表面を均一に整え、耐久性に優れ、黄変を防ぎます。柔軟性があり、濡れた状態では半透明ですが乾くと透明になります。気温や湿度の変化に応じて表面が伸縮するためひび割れが起きにくくなります。 屋外・屋内での使用 液体タイプ?スプレータイプ? 液体タイプ ビンからそのまま使える、最も一般的な形態のバーニッシュです。絵筆、エアブラシ、スポンジで塗布することができ、塗り重ねることもできます。 スプレータイプ スプレーを使った、比較的新しい製品形態のバーニッシュです。均一なミストを噴霧することによって、刷毛の毛が残る心配なく、美しく塗り重ねることができます。時間をかけずに作品を仕上げることができます。ご使用の際は必ずマスクを着用してください。 手順 恒久タイプの水性バーニッシュ バーニッシュを施す前に、作品の表面が十分乾いていることを確認してください(絵具の厚みによって72時間~2週間)。作業場所は十分な換気を行い、埃や塵のない状態にしましょう。 お好みのつやのバーニッシュを選んでください。実際に塗布する前に必ずテストしましょう。 バーニッシュを施す作品をテーブルの上に水平に置きます。立てるなど垂直方向では作業しないでください。 使用前に、気泡ができないように注意しながらバーニッシュをやさしくかきまぜます。バーニッシュは水で薄めずそのまま使用できます。 汚れのない毛先がやわらかな幅広の平筆、刷毛、コテバケ、エアブラシ、スプレーを使って塗布してください。筆またはスプレーは表面の上から下までを覆うように、1回に長く、均一に一方向に動かしてください。 リキテックスのパーマネントマット/サテンバーニッシュをお使いいただく場合は、1~2回、薄く塗布してください。それ以上厚くすると、乾いた時に曇りが生じることがあります。3回以上塗布したい場合は、まずグロスバーニッシュをお好みの厚みに塗布してから、パーマネントマットまたはサテンバーニッシュを仕上げのコートとして塗布してください。 1層塗布する都度、少なくとも3時間乾かしてください。 1回で厚く塗布するよりも、複数回で薄く塗布しましょう。1回で厚く塗布する場合は乾くまでに時間がかかり、乾いた時の曇りや作業中の滴り、たまりの原因になり、乾いた時に筆跡が残りやすくもなります。 筆を粗く動かさないようにしましょう。曇りの原因になります。作業中は、気泡ができていないか全角度から塗布層を確認してください。気泡があった場合は、すぐに均一に整えます。 1つの作業箇所から次の箇所に移ったら、元の箇所は触らないようにしましょう。乾いた樹脂が濡れることによって部分的に垂れが生じる恐れがあり、暗い色が乾いた時に曇る可能性があります。塗り残しがあった場合は、完全に乾かしてから塗り直します。 除去可能タイプ アクリル画であれば、絵具を完全に乾かしてから(絵具の厚みによって72時間~2週間)、バーニッシュへと移ります。油彩画の場合は、油絵具層の厚みによって6~12カ月乾かしてください。 お好みのタイプ、つやのバーニッシュを選んでください。実際に塗布する前に必ずテストしましょう。 バーニッシュを施す作品をテーブルの上に水平に置きます。立てるなど、垂直方向で作業しないでください。 まず、恒久的な保護層として恒久タイプの水性バーニッシュを1~2回全体に塗布してください。 筆を粗く動かさないようにしましょう。曇りの原因になります。 1層塗布したら1~3時間待ち、最後の層が終わったら3日間乾かします。 使用前に、気泡ができないように注意しながらソリューバー・グロスバーニッシュをやさしくかきまぜます。スプレータイプはしっかり振ってください。液体タイプのソリューバー・グロスバーニッシュは最大25%のソリューバーシンナーで薄めることができます。ミネラルスピリットを使用する場合は無臭タイプではなく、「正統派」のミネラルスピリットを使用してください。薄めたバーニッシュは気泡ができやすくなりますので、塗布する際は慎重に作業してください。 毛先がやわらかな幅広の平筆、刷毛、コテバケ、スプレーを使って1~2回塗布してください。1層塗布する都度、24時間待ちます。 ブラシまたはスプレーは表面の上から下までを覆うように、1回に長く、均一に一方向に動かしてください。作業中は、気泡ができていないか全角度から塗布層を確認してください。気泡があった場合は、すぐに均一に整えます。 1つの作業箇所から次の箇所に移ったら、元の箇所は触らないようにしましょう。乾いた樹脂が濡れることによって部分的に垂れが生じる恐れがあり、暗い色が乾いた時に曇る可能性があります。塗り残しがあった場合は、完全に乾かしてから塗り直します。 ソリューバー・グロスバーニッシュの層をはがしたい場合は、ソリューバーシンナーまたはミネラルスピリットを含ませた毛羽立ちのない布で汚れやバーニッシュの表面をやさしく取り除きます。完全に乾かしてから、再びバーニッシュを施します。 MORE TIPS
布地への描画 布に着彩する場合は、特に優れた品質、万能さ、耐久性、定着力を備えた描画材が必要です。 さまざまな技法でテキスタイルに着彩し、さまざまな仕上がりを表現できます。布に適した描画材と技法を選んでください。リキテックスのソフトタイプはテキスタイルにも幅広く使え、ファブリックメディウムは絵具と繊維の長期的でしなやかな結合を助けます。どちらも加熱、スチーム、化学物質によって定着させる必要はありません。 一般的アドバイス 練りの硬い絵具を広い部分に使用すると、布がこわばりやすくなります。 目の粗い布は絵具が繊維に浸透しやすくなります。 乾いた時の発色は、最初に塗った時の見た目よりも明るくなります。 透明色、半透明色は相性が良く、乾いた時にやわらかな仕上がりになります。 チタニウム ホワイトとすべてのイリディッセントカラー(パールカラー)またはメタリックカラーは、布をこわばらせる可能性があります。 どの絵具も褪色に強く、加熱して定着させる必要はありません。 適したテキスタイル素材 コットン、ポリコットン、織地、編地、フェルト、テリークロス、シルク、ベルベット、ベッチン、コーデュロイ、フランネル、スエード、レザー、ほとんどの合成繊維。 作業を始める前に 新しい布はあらかじめ洗って、絵具の定着を妨げるのりを落とし、その後乾燥させてください。 作業面に保護層を施し、布のからみを防ぎます。スウェットシャツは厚紙に広げて固定すると作業しやすくなります。 別の端切れで技法を試してください。布によって吸水性が異なり、絵具の扱いに影響が生じる場合があります。 リキテックスのメディウムを使い、絵具を好みの硬さに調整します。やわらかくしなやかに仕上げるには、リキテックス ファブリックメディウムをお使いください。必要に応じて蒸留水を加えていただけますが、薄めすぎないようご注意ください。 乾燥時間 支持体や技法、湿度によって異なります。5分~2時間で指触乾燥します。 アフターケア 絵具が十分乾いたら、少なくとも4日間待ってから洗います。 手洗いし、掛けて乾かすのがお勧めです。漬け置きしたり、熱湯を使用するのは避けてください。裏返して洗ってください。 洗濯機で洗う場合は、低温の手洗い/弱水流コースを選んでください。 室温で遠心脱水するドライクリーニング機がお勧めです。スエードはドライクリーニングでもかまいません。部分洗い用洗剤は避けるか、慎重にお使いください。 その後、アイロンを使う場合は、合成繊維用の低温設定にし、当て布をするか、生地の裏側からアイロンがけしてください。 技法 エアブラシ/スプレー 必要資材 ソフトタイプ+ペインティングメディウム/リキテックス リキッド(ボトルからそのまま) 手順 ソフトタイプを使用する場合は、ソフトタイプとペインティングメディウムを1:1で混ぜ合わせ、必要に応じてペインティングメディウムの量を増やし、お好みの硬さに調整してください。 絵具が布地に浸透しますので、裏面に裏抜けしたイメージがそのまま定着します。 凸版技法 必要資材 パーマネントマットバーニッシュ、レギュラータイプ、スロードライジェルメディウム 手順 リノリウム材または木材にバーニッシュを施します。バーニッシュが乾く前に、上から細かくちぎった布(フロッキング:繊維くず)を振りかけ、そのまま乾かします。乾いた時にこれが吸収体になり、絵具を保持します。 レギュラータイプと最大25%のスロードライジェルメディウムを混ぜ合わせ、やわらかいローラーで板材の上に広げます。 布を濡らし、その上に版の表を下にして重ね、強く、均一に圧をかけます。 下敷きの上に布を広げると、プリントしやすくなります。 吸水性のある、あまりテクスチャーのない中手・厚手の布を使うと美しく仕上がります。 筆による技法 必要資材 ソフトタイプ/レギュラータイプ/リキテックス リキッド、ファブリックメディウム 手順 お好みの色をファブリックメディウムと混ぜ合わせてください。しなやかな仕上がりになります。 作業時間を延ばしたい時は、スロードライブレンディングメディウムなどの遅乾剤を加えてください。 布の着彩 必要資材 レギュラータイプ/オプションでジェルメディウム/ヘビージェルメディウム/マットジェルメディウム 手順