テクスチャーの作り方

練りの硬い絵具を使用するか、専用メディウムを加えると、テクスチャーを表現できます。

さまざまな組成を組み合わせることによって、仕上がりの可能性は無限に広がり、混合自在なバインダーシステムを採用しているリキテックス製品をお使いいただくと自由にミックスできます。作品の長期保存性に優れ、時間が経過しても分離しません。

マチエール(テクスチャー)のためのメディウム

  • ジェルメディウム―絵具に立体構造を与える各種ジェル。盛り上げのほか、粘度やボリューム感を高めたい時に最適です。
  • モデリングペースト―3種類 の中からお選びください。またはそれぞれをミックスして自分流の効果も表現できます。どの種類の支持体でも、彫塑的な加工をしたり、立体感、形状、テクスチャーを与えたりが可能になります。
  • セラミックスタッコ―イタリアのフレスコ画のようなつや消しのきめ細かなセメント様の仕上がりになります。
  • ブレンデッドファイバー―乾いた時に繊維状の肉質が生まれ、果肉または裂けた織物繊維のような表情が生まれます。
  • ナチュラルサンド―粒状の質感が生まれ、乾くと光沢のある浜辺の砂のような外観になります。
  • レジンサンド―粗い粒状の質感が生まれ、半光沢に仕上がります。
  • グラスビーズ―透明なガラス球から作った、泡のような半光沢の質感に仕上がります。
  • ホワイトオペークフレーク―不透明な白のアクリルフレークから作った大きめのフレーク状またはうろこ状の質感が生まれます。透明または半透明の色と合わせると美しく仕上がります。
  • リキシック―気泡のあるスポンジやケーキのような質感が生まれます。

 マチエール(テクスチャー)の強調

マチエール(テクスチャー)をつけたら、絵具で加工することによって、さまざまな効果を演出できます。

  • メタルまたは蛍光色効果―筆を使って、マチエール(テクスチャー)の凸部または凹部に明るい干渉色を施すと、光や影を加えることができます。またはパールメディウムを使ってください。
  • スプレー効果―流動的で拡散しやすいリキテックス スプレーはマチエール(テクスチャー)の強調に最適です。波のような盛り上げから細かなステンシルまで、技法を問わず、自由に使えます。

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