【メディウムと混ぜた岩絵具の再利用】 岩絵具を使用した後、余ったときに、熱湯で膠を洗い流し、顔料の状態に戻して、乾燥後再使用する方法があります。比重が重いので熱湯で膠が溶けて顔料が沈みます。アクリルメディウムで溶いた後もこのような方法ができるでしょうか?リムーバーで洗い流すしかないでしょうか?

メディウムが乾いていなければ水で洗い流すことで同様なことができると思われますが、一度乾燥してしまった物は再溶解することはできません。 リムーバーを使用すれば溶かすことはできますが、その顔料を再利用することはあまり実用的とは思えません。

【ジェッソの乾燥を遅らせる】 リターディングメディムなどの遅乾剤はジェッソの乾燥を遅らせることも出来ますか?

グラデーションメディウム、スロードライブレンディングメディウム等はジェッソにも有効となります。 混ぜる量はグラデーションメディウムは25%くらいまでです。スロードライブレンディングメディウムは制限がありませんが、まずは最大25%のメディウムと混ぜてお試しください。

【フレキシブルモデリングペーストについて】 フレキシブルモデリングペーストはどうやって柔軟性を高めているものでしょうか?

フレキシブルモデリングペーストに使用しているバインダーは、従来のモデリングペーストに使用している物より柔軟性の高い物を使用しています。また、含まれている固形成分も若干少なめとなっております。 これにより折り曲げても割れない柔軟さを与えています。 フレキシブルモデリングペースト、モデリングペーストに使用されているバインダーは共にアクリル樹脂となります。

【スロードライブレンディングメディウムとグラデーションメディウムの違い】 二つのメディウムの違いはなんでしょうか?

スロードライブレンディングメディウムとグラデーションメディウムの違いは、液体の時の透明度の違いにあります。 液体の時にスロードライブレンディングメディウムはやや白濁しているので、絵具に混ぜると色が多少白っぽく見えます。もちろん乾燥時には透明になるので元の色味に戻ります。 グラデーションメディウムの場合はこの変化がありません。 (グラデーションメディウムも、スロードライブレンディングメディウムも、どちらも混合量は絵具の25%までです。) スロードライジェルメディウムとリターディングメディウムの違いも、ほぼそれと同様です。(スロードライジェルメディウムは混ぜる量に制限がありません。) 薄塗りの場合はスロードライブレンディングメディウムかグラデーションメディウムを使用し、厚塗りの場合はスロードライジェルメディウムかリターディングメディウムを使用する事をお薦めします。

【ジェルメディウムについて】 ジェルメディウムが粘性が高く使いにくいと感じたので水で薄めて使ってみました。水で自分に合った粘性に調整して使いたいのです。このような使い方に問題はありませんか?

ジェルメディウムは絵具の粘性を変えずに透明度と光沢を出す為に開発されたメディウムとなります。 従ってその粘性を弱める為に水で薄めて使用する事は、想定されておりません。 粘性の無いメディウムとしては、グロスポリマーメディウムを使用します。 ジェルメディウムを水で薄める事ができない訳ではありませんが、あまり薄め過ぎると定着力が弱くなります。この場合は、グロスポリマーメディウムを適宜添加する事で、定着力が弱くなる事を防ぐ事ができます。

【硬練り・マチエールタイプジェッソ】 硬練りマチエールタイプジェッソで画面をぼこぼこにすることは可能ですか?下地として塗り重ねて平らな画面をつくるのではなく、ぼこぼこに塗って乾かしてマチエールを作ることは出来ますか?

リキテックスのスーパーヘビージェッソを使用すればお望みの効果が得られると思われます。 さらに強い凹凸が必要な場合は、モデリングペーストまたはフレキシブルモデリングペーストを使用すると効果的です。

【エアブラシに適したメディウム】 エアブラシにターナーのアクリルガッシュを使用したいと思っています。そこで、薄めるのに相応しい溶剤は「リキテックス グラデーションメディウム」「リキテックス グロスポリマーメディウム」「ホルベイン ペンチングソルベント」などがあり迷っています。吹きやすくするにはどれを使って薄めればよいでしょうか?

他社製品にリキテックスのメディウムを混ぜる事はお薦めしていません。 リキテックスの場合は、エアブラシにはソフトタイプを使用し、ペインティングメディウムと水で薄める事を推奨しています。