neuronoa

neuronoa (ニューロノア)

世界30カ国以上を放浪しながら、音楽、デザイン、映像などを制作するクリエイターとして活動後、2021年から本格的にアート制作を始める。「情報社会」というコンセプトを機軸に、ミュージシャンや俳優などの著名な人物をモチーフにした抽象画を制作。人物の表情が読み取れない程に抽象化した表現によって「情報社会」における「真のアイデンティティとは何か」を問う。アートの枠を超えて、国内・海外問わず様々なジャンルのプロジェクトに精力的に関わり活動中。常に作品にフォーカスして欲しいという想いから、国籍・性別・年齢・素顔などは一貫して非公開としている。

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活動履歴

2023年
1月 台北Whimsy Works

2022年
11月 代官山モンキーギャラリー(個展)
10月 SYNESTHESIA at 渋谷スクランブルスクエア(neuronoa企画)
8月 GEISAI at 東京ビックサイト(Liquitexブース)
7月 SYNESTHESIA at 銀座YOSEIDO(neuronoa企画)
6月 表参道NickWhite
6月 六本木バーニーズニューヨーク
5月 SYNESTHESIA at 銀座YOSEIDO(neuronoa企画)
5月 Born New Art vol.2 in 渋谷スクランブルスクエア
2月 SYNESTHESIA at between the arts 広尾(neuronoa企画)
1月 麗人社 ゲイツアートコンペディション

2021年
12月 100人10
7月 Artworks Fukuoka
4月 Born New Art in 渋谷スクランブルスクエア

■企業コラボレーション
2022年
11月 トートバックブランド「ROOTOTE(株式会社スーパープランニング)」
10月 アパレルブランド「HARE(株式会社アダストリア)」
9月 画材メーカー「LIQUITEX(バニーコルアート株式会社)」

■受賞歴
2022年 麗人社 ゲイツアートコンペディション入選
2021年 100人展入選

作品

Madonna

現代社会において情報そのものの価値は日々薄れていくように感じます。
そして、情報で溢れる社会で我々は自身のアイデンティティを失いかけているようにも感じます。
neuronoaの作品は情報社会のアイコンとして著名人をモチーフにし、その著名人の表情を大量の絵具で覆い隠したポートレートです。
溢れる情報のメタファーとして絵具を扱い、何度も塗り重ねることで著名人の重要な特徴である視覚情報は失われ、この工程を繰り返すことで独自の情報が生成されます。
そして、それは鑑賞者の記憶とつながり、鑑賞者自身にしか見えない表情を想起させます。
現出する喜怒哀楽。感情のゆらぎ。解放される思考。明晰となる枢要。
それは作品を鑑賞する現在と過去を媒介し、過去からより壮麗な未来を導く暗示となる。
neuronoaの作品が、鑑賞者のアイデンティティを研ぎ澄まし、現代社会をあるがままに見るトリガーになれることを願っています。